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贈り物に相応しい絵柄や意味を持った作品がございます。

贈り物に相応しい絵柄や意味を持った作品がございます。

結婚のお祝いに
歌川広重 花鳥風月「池中おし鳥」

先頭に立つ美しい色彩の羽毛をもつ雄、それに従っていく雌。 二匹はいつも一緒にツガイでいることが多く、 “オシドリ夫婦” の名の由来となっています。 水流の中の脚は、輪郭線(墨線)のない色版のみの無線摺りで描かれ、 水の透明感や清々しさを感じます。 今まさに流れにのった二匹の睦ましさが見る者に伝わり、 結婚のお祝いに大変人気の作品です。

出産のお祝いに
歌川広重 花鳥風月「波に丹頂鶴」

鶴は繁栄のシンボルとして大変縁起が良く、 幸せを招くといわれています。 その姿も大変優雅で美しく、多くの人に愛されています。寄せては返す波は、幸せが果てることなく 永遠に続きますようにという気持ちにも通じ、 また、空の紅色が明るい日の光を表し、 この世に誕生したお祝いにふさわしい作品です。

長寿、還暦、叙勲のお祝いに/社内表彰記念品、永年表彰記念品に
葛飾北斎 富嶽三十六景「凱風快晴」

晩夏から初秋の早朝に、朝日に照らされ赤く染まって見える赤富士。 これは年に一度あるかないか、しかも美しく赤く染まっているのはわずか5分程度といわれています。 こうした奇跡の現象のため、赤富士は絶大なる吉祥縁起の象徴とされ、 多くの芸術家たちが作品の対象としてきました。 なかでも北斎の描いた「凱風快晴」は、圧倒的な存在感があり、さまざまなお祝いの場面で選ばれています。 とくに長寿、還暦、叙勲のお祝いや社内表彰、永年表彰などの長年の実績や功績を讃え、 そして今後の発展を願うに大変適した作品です。

新築、引越しのお祝いに
歌川広重 東海道五十三次「日本橋 朝之景」

新しく家を建てたり、新しい場所に引っ越しをするというのは人生の大切な節目になります。 東海道五十三次の旅のはじまりの場所、「日本橋」。 朝焼けとともに大名行列の先頭が橋を渡ってやってきます。左手には魚河岸の朝市の買い出しをすませた魚屋たちの群れ。 活気に満ちた「日本橋 朝之景」は、まさに新しい人生のはじまりにふさわしい作品です。

父の日に
葛飾北斎 富嶽三十六景「甲州石班沢」

激流のなか、突き出た岩場の上で父子の漁師が綱を打っているという たいへん緊張感の漂う構図、人物配置で描かれています。 子どもは荒れ狂う波にも動じず、 なにやらカゴにむかって夢中で作業をしています。 父がそばにいるから安心しているのでしょうか。 スリルに満ちた風景と相反するように、 朝もやの向こうにゆったりと大きくかまえた富士が見え、 それはまるで父の強さと優しさを象徴するようです。

母の日に
喜多川歌麿 歌麿名作拾遺集「桃をむく母子」

母の優しさや子を思う気持ち、無条件に母を慕う子の かわいらしさにあふれています。 ギヤマンの器、団扇、肩まで上げた袖、 はだけた胸の様子などから夏の盛りなのでしょう。ふくよかな顔立ちの母、クルクルと長くなっていく 桃の皮を見上げる子供の表情とばたつかせる両足が愛らしい。 母と子の愛情に満ちた作品です。

会社設立記念、開店記念に
歌川広重 花鳥風月「松に鷹」

松の樹に威風堂々とした鷹の姿と背後の初日の出。 力強い一歩を踏み出す気概を表しています。 松は冬場の寒い時期にも青々と葉を茂らせるため、 永遠の生命、勇敢、向上心といった意味をもつといわれています。 逞しい爪で吉運を掴む鷹は、鋭い眼光で邪気を追い払い、 空高く舞い上がり気運上昇といった素晴らしい意味をもつため、 会社設立や開店記念に大変ふさわしい作品です。